■Javaプログラムのコンパイルと実行について

Javaプログラムを開発するには、コンパイルができる様にする必要があります。 コンパイルとは、Javaなどのプログラミング言語を、コンピュータが解読できる形式に変換することです。 コンパイルできるようにするには、Java開発キット（JDK）が必要です。 Javaプログラムを実行するには、Java実行環境 (JRE)が必要ですが、JREはJDKに同梱されているので、JDKをダウンロードしてインストールすればOKです。

■JDKダウンロード方法

2010/11/10時点の最新バージョンのJDKを例に挙げて説明します。 まず、JDKをダウンロードします。 （Java開発環境（JDK 6）のダウンロードはこちら） 写真では、「JDK 6 Update 21 with Java EE」を選択していますが、JDKのみでもJavaを開発することができます。 JDKのみの場合も「Java EE」と同様に、ダウンロードして環境を構築します。


ダウンロード画面の「ダウンロード」ボタンを押下します。


プラットフォーム（OS）と言語（日本語がないので英語）を選択します。 ライセンス規約を確認してチェックボックスにチェックします。 「Continue」ボタンを押下します。


「File Description and Name」に表示されている「exe」をクリックします。 「exe」ファイルがダウンロードされます。


ダウンロードされた「exe」ファイルをダブルクリックして実行します。 画面の案内に従って、インストールしてください。 尚、環境設定中やインストール中にエラーを発生させないためにも、不要なアプリケーションは終了しておいてください。


「次へ」を押下します。


インストールディレクトリを変更できますが、ここでは変更せずに「次へ」を押下します。


サーバーの設定を変更できますが、ここでは変更せずに「次へ」を押下します。


更新の設定を変更できますが、ここでは変更せずに「次へ」を押下します。


「インストール」を押下して、インストールを開始します。


上の写真の様な画面になりますので、インストール完了まで待機します。


Sunオンラインアカウントを利用できますが、ここでは「登録をスキップします。」を選択します。 「次へ」を押下します。


インストールの完了報告が表示されます。


インストールが完了したら「C:\glassfishv3\jdk\bin」（インストール先）に「java.exe」と「javac.exe」が存在することを確認できます。 Javaソースコードをコンパイルする際には、コマンドプロンプトから「javac.exe」を使用します。

■環境変数の設定方法

コマンドプロンプトから「javac.exe」を使用できるように、環境変数を設定します。

・Windows XPの場合
　マイコンピュータ→右クリック→プロパティ

・Windows 7の場合
　コンピュータ→プロパティ→システムの詳細設定


システムのプロパティが開くので、「詳細設定」タブを選択します。 詳細設定タブの「環境変数」ボタンを押下します。


ユーザー環境変数の「新規」を押下します。


変数名に「PATH」と入力します。 編数値に「java.exe」と「javac.exe」のインストール先、（ここでは「C:\glassfishv3\jdk\bin」）を入力します。


環境変数に「PATH」が追加されていることを確認したら「OK」を押下します。 以上で、Java開発環境の構築は完了となります。 早速、プログラミングしてJavaプログラムを実行してみましょう。

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