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■演算子
演算子とは、各種の演算をあらわす記号のことです。 Javaプログラムでは、条件文やループ文で、演算子がよく用いられます。
記号 意味 + 加算(文字列結合) - 減算 * 乗算 / 除算 % 剰余(除算の余り) ++ インクリメント(1加算)※「+」が2つ -- デクリメント(1減算)※「-」が2つ > より大きい(比較) >= 以上(比較) < 未満(比較) <= 以下(比較) == 等しい(比較)※「=」が2つ != 異なる(比較) || または(論理和) && かつ(論理積) ?: 条件 << 左シフト(ビット演算) >> 右シフト(ビット演算) >>> 符号なし右シフト(ビット演算)
■数値の計算結果を表示する
Javaプログラムで計算する際の注意事項
1.0で割る(例:1/0)ことはできません。
2.宣言した数値型の領域外の値は正しく計算できません。
3.精密な計算をする必要がある場合、小数点以下の計算には注意する必要があります。サンプルソースコード class KEISAN { public static void main(String args[]) { int number1 = 1; // 1.宣言と初期化(代入) int number2 = 5; // 2.宣言と初期化(代入) int answer = number1 + number2;// 3.宣言と初期化(代入) System.out.println(answer); // 4.値を表示 } }
1.変数number1に「1」を初期化(代入)しています。
2.変数number2に「5」を初期化(代入)しています。
3.変数answerに「変数number1(1)+変数number2(5)」の結果(6)を初期化(代入)しています。
4.「System.out.println」で変数answer(6)に格納されている値を表示しています。
■文字列の結合結果を表示する
以下のサンプルプログラムでは、文字列を扱う型であるString型の変数3個を結合しています。
サンプルソースコード class KEISAN { public static void main(String args[]) { String str1 = "Java"; String str2 = "入門"; String str3 = "講座"; String str4 = str1 + str2 + str3; System.out.println(str1 + str2 + str3); System.out.println(str4); } }
上記のJavaプログラムを実行すると、「Java入門講座」という文字列が2行表示されます。 「str1 + str2 + str3」を直接表示した場合と、文字列の結合結果を代入した変数「str4」を表示した場合は、同様の結果を表示することが確認できます。
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