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■プログラミング言語Javaとは?
プログラミング言語JavaおよびJavaプラットフォームは、1990年代前半にアメリカのサン・マイクロシステムズによって開発されました。 現在、Java技術の標準化作業は、Java Community Process (JCP) というプロセスを経て行われています。 JavaとはJavaのプログラムの実行環境および開発環境を指す場合もあります。
Javaは、企業内のWebシステム、スマートフォンや携帯電話のアプリケーションなど、幅広く利用されています。 1990年代後半から、Javaを利用した多種多様なシステムやアプリケーションが数多く開発されています。 また、2000年代前半から、常に習得人気の1位・2位を争っている人気のプログラミング言語といえます。
■オブジェクト指向とは?
オブジェクト指向とは、オブジェクト同士の相互作用としてシステムの振る舞いをとらえる考え方を指します。 オブジェクト指向では、ソフトウェアの設計や開発において、操作手順よりも操作対象に重点を置いて考えます。 オブジェクト指向のプログラミング言語としては、Smalltalk、C++、C#、Ruby、Javaなどが挙げられます。
関連するデータの集合と、それに対する手続き(メソッド)を「オブジェクト」と呼ばれる一つのまとまりとして管理し、その組み合わせによってソフトウェアを構築します。 オブジェクトの利用に際して、その内部構造や動作原理の詳細を知る必要はなく、外部からメッセージを送れば機能するため、大規模なソフトウェア開発において有効な考え方であるとされています。
■Javaの特徴 ガベージコレクション
Javaでは簡潔なメモリモデルを採用しており、プログラマがメモリ領域を管理する負担を軽減していることが特徴として挙げられます。 あらゆるオブジェクトはメモリ内のヒープという領域に割り当てられ、Java仮想マシンに統合されたガベージコレクション機能によってメモリ領域が管理されています。
C言語から拡張されたオブジェクト指向プログラミング言語である「C++」を例に挙げると、ヒープ領域に生成したオブジェクトについて、必要が無くなった時に破棄(メモリ解放)する指示を、プログラマが意識して記述する必要がありました。 これは、プログラマにとっては負担が大きく複雑で間違えやすい作業であり、ソフトウェアの安全性・開発効率・保守性を損なう要因となっていました。 Javaではガベージコレクションの機能があるため、このようなことは無く、プログラマの負担は大きく軽減されます。
■オラクル社によるサン・マイクロシステムズ社の買収
Javaはサン・マイクロシステムズ社が開発していましたが、オラクル社の買収により、2010年1月にオラクル社の完全子会社となっています。 Javaの資格試験情報の閲覧、Java開発キッドのダウンロードなどは、オラクル社のホームページより行います。 ちなみにサン・マイクロシステムズのホームページにアクセスすると、オラクルのホームページにリダイレクトされます。
オラクル社の買収により、サン・マイクロシステムズ社が提供していたサービスや資格の名称が変更されています。 例えば、Sun認定Javaプログラマ(SJC-P)が、Oracle認定Javaプログラマ(OCJ-P)に変更されていたりします。 資格名称は変更されていますが、買収前に取得した資格は買収後も有効になっています。» 次ページ「Javaプログラミングの学習方法」
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