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フレームに画像やテキストを表示するときはJLabelクラスを使用します。 テキストを表示したいなら、JLabelをインスタンス化するときに、そのまま表示したいテキストを初期値として指定します。 画像を表示したいなら、ImageIconをインスタンス化することで画像をロードさせてから、ロードした画像をラベルの初期値として指定する必要があります。
setBounds(横座標,縦座標,画像横サイズ,画像縦サイズ)メソッドを利用すると、画像の表示位置や画像のサイズを指定できます。 ただし、setLayoutメソッドでフローレイアウト(FlowLayout)などを指定すると、各コンポーネントは自然 (推奨) サイズになり、指定したサイズで表示されません。 通常、フローレイアウトはパネルにボタンを配置するために使用されます。 フローレイアウトを指定すると、同じ行に配置できなくなるまで、水平方向にパーツが配置されます。
JLabelを使って画像やテキストを表示した例 サンプルソースコード import java.awt.*; import javax.swing.*; class JLabelSample extends JFrame { JLabelSample() { getContentPane().setLayout(new FlowLayout()); // テキストを表示 JLabel labelText = new JLabel("テキストを表示"); getContentPane().add(labelText); // 画像を表示(ImageIconの使い方) ImageIcon icon1 = new ImageIcon("./test.gif"); JLabel labelIcon = new JLabel(icon1); getContentPane().add(labelIcon); setDefaultCloseOperation(JFrame.EXIT_ON_CLOSE); setTitle("JLabelを使って画像やテキストを表示"); setSize(530, 170); setVisible(true); } public static void main(String[] args) { new JLabelSample(); } }
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