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Swingパッケージを利用してアプリケーションを作成するときは、まずフレーム(外枠)を作成する必要があります。 フレームを表示するときはJFrameクラスを使用します。 JFrame のサブクラスとして実装する必要があり、部品配置やレイアウトの指定は JFrame に直接ではなく、getContentPaneメソッドで取得したペインに対して行います。
setTitleメソッドでフレーム(アプリケーション)のタイトルを指定できます。 また、setSize(横サイズ, 縦サイズ)メソッドでフレームのサイズを指定できます。 JFrameは java.awt.Frame の拡張バージョンなので、java.awt.Frame が提供する機能も利用できます。 ただし、JFrame クラスは Frame と多少互換性のないところがあるので注意が必要です。
Frame(java.awt)とは異なり、JFrame(javax.swing)には、ユーザーがウィンドウを閉じようとしたときにどのように対応するかという概念があります。 デフォルトの動作は、ユーザーがウィンドウを閉じたら単に JFrame を隠すというものです。 デフォルト動作を変更するには、setDefaultCloseOperation(int) メソッドを呼び出します。 JFrame を Frame インスタンスと同じように動作させるには、setDefaultCloseOperation(WindowConstants.DO_NOTHING_ON_CLOSE) を使用します。
JFrameを使ってフレームを表示した例 サンプルソースコード import java.awt.*; import javax.swing.*; class JFrameSample extends JFrame { JFrameSample() { getContentPane().setLayout(new FlowLayout()); setDefaultCloseOperation(JFrame.EXIT_ON_CLOSE); setTitle("JFrameを使ってフレームを表示"); setSize(530, 100); setVisible(true); } public static void main(String [] args) { new JFrameSample(); } }
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