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■メソッドの定義・構文
メソッドは、フィールドとともにクラスのメンバーと呼ばれます。 実際のメソッドは、下の構文でクラス宣言の中に記述したブロックのことです。 プログラマーは、このメソッドと呼ばれるブロックに、”文”を記述して機能をまとめることになります。
【メソッドの構文】
戻り値の型 メソッド名(引数リスト)
{
文;
return 式;
}
「メソッド名」とは、変数の名前と同じように、識別子を使ってつけたメソッドの名前です。 メソッドにはいくつかの文をまとめて記述します。 これをメソッドを定義する(definition)といいます。
例えば、下のようなコードがメソッドの定義です。
【メソッドの定義例】
class sample {
int method(int num)
{
int kekka = 1 + num;
return kekka;
}
}
このページでは、メソッドの定義・構文を説明しました。 次ページでは、定義したメソッドを呼び出す方法を説明します。 メソッドの引数や戻り値についても順に説明していきます。
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