■IT企業の研修で採用されている書籍

◇わかりやすいJava入門編

「わかりやすいJava入門編」は、プログラム初心者向けの参考書籍です。 他の参考書籍が自分に合わなかった方も、試しに読んでみる価値があると思います。 絵やイラストも多く、初心者にも理解しやすいようになっています。 また、入門書でありながら、Javaの資格試験を意識した作りになっています。 練習問題も入門書に合った内容で、難易度も丁度よいと思いました。 この参考書籍で説明が足りないと感じたら、次のステップに進んでもよいかと思います。 いろいろな参考書籍がありますが、はじめのうちは参考書籍を複数購入せずに、１冊の参考書籍での学習をおすすめします。

◇やさしいJava 第4版

やさしいJavaは、IT業界でも未経験のJavaプログラマーにおすすめしています。 この参考書籍は、情報の質や量が初心者に合っており、見やすく分かりやすいので入門書としては最適だと思います。 入門書としては最適な半面、APIの利用・仕様に関しては、あまり記載されていません。 書籍の題名のとおり、はじめての方を対象としており、難しいことは記載されていません。 はじめのうちは、参考書籍を複数購入せずに、１冊の参考書籍での学習をおすすめします。 なお、やさしいJava第3版と第4版で、内容にさほど変化はありません。

◇明解Java 入門編

「明解Java 入門編」は、図やサンプルプログラムが多く丁寧に説明しています。 「やさしいJava」と同様に、難しい概念が省略されていますが、情報量はこちらの方が多いです。 サイトからサンプルを取得して、実行してみてから書籍を参考にするとよいと思います。

他の参考書籍が自分に合わなかった方も、試しに読んでみる価値があります。 明解Java 入門編は、やさしいJavaでは物足りないと感じた方におすすめします。 ただし、Javaプログラミングで必要最低限のことは「やさしいJava」で解説されています。 「やさしいJava」を読んで、物足りないと感じたなら、入門的な書籍ではなく、応用編の購入を検討してもよい気がします。

■全てのJavaプログラマにオススメしたい良書

◇Effective Java

著者のGoogle, Sun Microsystemsにおけるソフトウェア開発で得た知識・経験をまとめた、JavaでプログラミングをするすべてのSE必読の書籍です。 2001年の初版以降の追加項目、JavaSE6.0に対応しています。 中級以上の人は最低限知っておくソースコード上のマナーが載っています。 全てのJavaプログラマにオススメしたい良書です。

◇プログラミング言語Java

Javaの言語仕様を説明する”Javaの原典”と呼べる本です。 初心者にお勧めする本ではありませんが、プログラマーには必読の書と言っても過言ではないでしょう。 第1章の「はやめぐり」では，Hello，　worldと表示することから始めて，変数，コメント，定数，制御，クラス，配列，文字列，例外処理までわずか30ページで進みます。 ここまでを難しいと思うようなら，以降を読み進めるのはつらいかもしれません。 Javaの基本部分が説明されていますし、厚さの割に価格も手ごろなのでオススメです。 Java使いなら本棚に置いておきたい本の一冊です。

■新人プログラマー・初心者にお勧めの参考書

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